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  • 執筆者の写真HitotsubashiU TEDx

【後編】ウォンテッドリー株式会社様へインタビュー!

更新日:2021年12月9日


TEDxHitotsubashiU2020の開催に先立ち、Leading Partnerのウォンテッドリー株式会社より川口様と椿原様にお話を伺っています。後半である今回は、本イベントに寄せる想いを教えて頂きました!



【第二部:TEDxHitotsubashiUに寄せて】


TEDxHitotsubashiUをサポートして下さる理由とは

 
改めまして、今回はTEDxHitotsubashiUにご協賛いただきまして誠にありがとうございます。ご協賛下さった理由は何でしょうか?

椿原様 ウォンテッドリーは長期インターンを通じて学生の方々に社会と関わる機会や活躍する機会を提供していますが、学生団体での活動も長期インターンに近しい物だと思っています。今年は新型コロナウイルスの影響で、学生の皆さんはやりたかった活動を大きく制限されてしまったと思いますが、これはとても勿体ないことだと感じています。大学生のうちに学生団体で得られる経験は社会に出ても有益で、人生が変わるきっかけになることもあるかと思います。そういったチャンスが奪われてしまうのは大学生だけでなく、世の中にとっても損失だと考えていたので、ぜひサポートしたいと思いました。また、なぜTEDxHitotsubashiUを選んだのかということに関してですが、弊社の代表がTEDxイベントに登壇していることや、”Ideas Worth Spreading”という理念や活動の中身に価値を感じたことが理由です。


ありがとうございます。前半のインタビューでは、椿原様はTEDxHokkaidoUの立ち上げに関わっていらっしゃったと伺いました。当時はどのようなお気持ちで発足に携わられていたのでしょうか?

椿原様 自分はTEDに人生を変えられた人間なんです。元々北海道にいて、東京と比較すると情報量の少ない環境に育ちましたが、TEDの動画を通して知識が増え、世界が広がりました。母校である北海道大学はあまり外に目が向かない側面もあり、学生の視野が広がればいいなと思い活動を始めました。

今年はオンライン開催という特殊な形式ですが、本イベントに期待されることは何でしょうか?

椿原様 オンライン形式には実はポジティブな面がたくさんあると思っています。オフライン開催では時間的・場所的な制約があり、学外の方の参加のハードルが高くなります。オンラインであれば物理的な制約がなく、スピーカーの方、参加者の方共に、学外の方々にもご参加いただけ、より多様な繋がりを生み出すことができると思います。オンラインだからといって否定的にとらえるのではなく、前向きに考えて、より多くの人に価値あるアイデアを広められるイベントにしてほしいですね。



“Catalyst”からひも解く、「言葉を使いこなす」力

 
本年度は「語り」を軸にイベントを行いますが、言葉の力を感じるのはどのような時でしょうか?

川口様 ウォンテッドリーの取り組んでいることにおいては言葉の持つ力がとても重要だと思っています。企業は自分たちの魅力を言葉にして発信しない限り誰かには届きません。自分たちの働いている会社の良さや魅力を言葉にできない会社って実はたくさんあります。それは魅力がないわけではなくて、言語化したことが無いだけなんです。自分はなぜこの会社で働いていて、従業員はなぜ毎朝ここにきていて、お客様はなぜこの会社の製品を選ぶのか。そういった自社の存在理由や、自社で働く理由を突き詰めれば、存在する全ての会社は、もっと多くのいい人材を集めることが出来るはずです。働きたい人々に伝えるべきなのは「給料がいいです」とか「休みがたくさんあります」といった内容ではありません。企業が自分たちの魅力を自分たちの言葉にする、そしてそれをリアリティを持って伝えるというのは、私たちが目指していることであり、今日の情報社会においても求められていることだと思います。言葉を使いこなせばいい人を集められるというのは、学生でも社会人でも、それこそ社長になっても変わりません。学生も自分のことを自分の言葉で伝えることができなければ目先のことは達成できても、その後幸せな未来が待っているとは言えないのではないでしょうか。



失敗なんてない、だから進め

 
最後に、新たな一歩を踏み出そうとしている参加者の皆様にメッセージをお願いいたします。

椿原様 自分の学生時代のスタンスは「とりあえずやってみる」でした。実際、行動をしないと何も変わらない、何も始まらないと思います。学生時代は悩むことがたくさんあると思いますが、まず何かアクションを起こしてみることを意識すると、充実した学生生活が送れるのではないかと思っています。

川口様 私は「失敗なんてない」ということを学生の皆さんに伝えたいですね。最近の一歩踏み出せない人って、「こっちは間違いなんじゃないか」とか「これをやらないとダメなんじゃないか」とか正解を求めすぎていると思うんです。情報が溢れ返っているからこそ、成功している同期が輝いて見えたりして。でも自分の人生、キャリアは長くて、間違いがどうかも実際に失敗しなきゃ分からないこともあります。人生万事塞翁が馬なんて言いますが本当にそうで、失敗なんて人生終わるときには大したことではないはずです。そういう気持ちで一歩踏み出してみると、何かにつながると思います。


本日はお忙しい中、インタビューをお受けいただき誠にありがとうございました。今後ともTEDxHitotsubashiUのサポートをよろしくお願い申し上げます。

二回にわたる長編インタビュー、いかがだったでしょうか?様々な経験をされているからこそ、お二方の言葉には重みがあり、心に響きました。川口様、椿原様、本日は貴重なお話をありがとうございました!

TEDxHitotsubashiUは、TEDの精神 ”Ideas Worth Spreading”に賛同してくださるパートナー企業の方々と共にイベントを作り上げています。


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