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【前編】ウォンテッドリー株式会社様へインタビュー!

最終更新: 2月8日




(左側から)

ウォンテッドリー株式会社 執行役 川口かおり様

ウォンテッドリー株式会社 マーケティングリーダー 椿原脩平様

TEDxHitotsubashiUは「Ideas Worth Spreading(価値あるアイデアを広める)」というTEDの理念にご賛同下さるパートナー企業の方々と共に運営を行っています。

今週はTEDxHitotsubashiUをサポートしてくださっているLeading Partner、ウォンテッドリー株式会社より、執行役員の川口かおり様(以下川口様)、マーケティングリーダーの椿原脩平様(以下椿原様)のお二方へのインタビューを二回に分けてお届けします!

記念すべき第一弾は、ウォンテッドリーについて、そしてインタビューにご協力いただいた川口様と椿原様ご自身についてお伺いしました!



【第一部:ウォンテッドリーで働くお二人に迫る】


シゴトでココロオドルひとをふやす

今回はインタビューに応じて頂き、ありがとうございます。まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。

川口様 ビジネスチーム全体の統括をしています。私自身は3年前にウォンテッドリーに入社しました。ウォンテッドリーに来る前はリクルートキャリアで人材紹介に関わる仕事をしていました。学生だった当時はインターンが活発に行われていた時代ではなかったので、友人と過ごしたり、アルバイトをしたり、学生のうちにしかできないことを楽しんでいました。

椿原様 マーケティングを担当しています。15年の夏に長期インターンとしてウォンテッドリーに入社し、17年の4月に新卒として入社しました。色々なことに挑戦するタイプで、学生時代は長期インターンやバックパック、TEDxHokkaidoUの第1期として立ち上げも行っていました。当時意識していたことは「とりあえずやってみること」です。大学生活は短いので、何か毛嫌いしてトライしないというのはもったいないと考えていました。国連が主催するプログラムなどにも参加していましたが、世の中をサステイナブルな方面で良くしていきたいと考えるようになり、視点が徐々にビジネスのフィールドへ移りました。また、「世界を広げたい」という思いも常にあり、色々な国で活躍されている方に会いたいと思い活動していました。

ありがとうございます。早速ですが、ウォンテッドリーはどのような事業を展開されているのでしょうか?

川口様 『シゴトでココロオドルひとをふやす』をミッションに掲げ様々なサービスを展開しています。現在は主に3つおこなっていて、一つ目は会社訪問アプリのWantedly Visit です。正式に企業にエントリーする前に色々な会社を気軽に見に行こう、という「カジュアル面談」を生み出しました。二つ目はWantedly Peopleというツールで、オンライン上でのプロフィールを作成し、ビジネスにおける人と人とのつながりを支援しています。三つ目は一年ほど前に新しく立ち上げたエンゲージメントサービスです。当たり前のことですが、転職や就職はゴールではなく、そこでどうやったら活躍していけるのかということが、個人にとっても企業にとっても一番大切です。今までウォンテッドリーは個人と企業の出会いから入社までを扱ってきましたが、入社後もその会社に定着して活躍することを支援していこうとの思いから、エンゲージメントサービスを始めました。このサービスを通じて仕事に没頭し、成長実感を積む人が増えれば、シゴトでココロオドル日本にきっとなっていくでしょうし、「はたらくって楽しい」と次世代の子たちが希望を持てると思うんです。

テクノロジーの力で人材業界に変革を

人と企業の出会いを創出するだけではなく、入社した後の個人の活躍までサポートされているのですね。お二人がウォンテッドリーに入社された経緯を教えていただけますでしょうか。

川口様 前述したとおり、インターンが盛んではなく、社会人と接する機会が少ない環境にあったので「働く」ことそのものに対するイメージが全く湧かなかったんです。初めはオリンピック選手のマネージャーをやっていましたが、いざ社会に出て働いてみても「これだ!」と思うものに出会えませんでした。そんな中、人材業界は創業年や規模の大小を問わず幅広い業界を知ることができるという点で面白そうとだと感じました。そこから自分の興味のある業界を見つけていけたらいいなと思ったのが始まりですね。


最初から人材業界で働いていたわけではなかったのですね。

川口様 そうなんです。人材業界で働き様々な企業を担当するうちに、採用支援って楽しいなと感じるようになりました。会社というものは結局「人」が一番重要なので、いい人がいなければ事業は伸びませんし、逆に一人いい人が入社すれば、それを機に会社は大きく変わったりします。会社だけではなく、運命の仕事に出会うことができればユーザー自身の人生も変わることがあります。この面白さに気づき、次も「働くこと」に関わる仕事を続けたいと思いました。

その中でウォンテッドリーと縁があり入社することになったわけですが、私が今までやってきたのは人材紹介という領域で、人が介在することにとても意味のある仕事でした。ですが人間が行う以上、紹介できる人数などには限界があります。例えば、私は100社担当できても1万社は担当できません。よりよい採用、よい就職、そしてよい「働く」を世の中に届けるには、やはりテクノロジーの力が必要だと感じました。テクノロジーで人材業界に大きな変革を起こしたいと思ったのが入社した理由です。

椿原様 私は元々ベンチャー企業でビジネスを作って世の中に価値を生み出していきたいと考えていました。将来的には自分で新しい事業を立ち上げたいと思っていて、その思いは今でも変わりません。その中でどのようなベンチャー企業に行こうかと考えていた時に、ウォンテッドリーは、私自身が理想的と考えていた「サステイナブルに世の中をよくしていく」ことが出来ている会社なんじゃないかなと思ったんです。ビジネスモデル的にも収益性があり、会社自体も継続的に大きく成長していけると感じ、入社を決めました。

楽しい=仕事に没頭できているか

お二人はウォンテッドリーで働いている中で、どのような瞬間に楽しさや喜びを感じておられますか?

椿原様 同じ目標に向かって働いている仲間と様々なハードルを乗り越えた瞬間や、自分たちのやっていることが価値に繋がったなと思う瞬間には喜びを感じますね。

川口様 メンバー一人ひとりが楽しく成長できている状態が私にとっての喜びです。「成長」といっても、ただ成長できたねよかったね、ということではありません。私たちのメンバーが成長して、レベルが上がっていけば、相対しているお客様に必ずプラスの何かが提供できるというサイクルが生まれると思います。そのサイクルが生まれた瞬間がやはり嬉しいですね。「楽しく成長する」というのは簡単なことではないですが、ウォンテッドリーでは日常のコミュニケーションを大切にしていて、称賛しあう文化が組織全体にいきわたるようにしています。

川口様のおっしゃった「楽しく成長する」ということに関して、もう少し詳しくお聞かせください。

川口様 『楽しい』というといろいろな捉え方がありますが、ここでの「楽しい」とは、ただわいわいしていることではありません。没頭して仕事をしているか、という表現を社内でしますが、私はこの状態を「楽しい」と思っています。ここでのポイントは、目標設定です。楽にゴールに到達できることは、嬉しいようで実は楽しく成長できないんです。そこで、背伸びをしてギリギリ達成できるかどうか、というミッションや役割の与え方を自分の中で大切にしています。この目標設定とセットで、必ず評価という過程があります。成長するサイクルを作るには、目標設定と評価する力が必要不可欠です。ここでの評価とは、単純に目標に対する、アウトプットの善し悪しの判断だけではありません。届くか届かないかの目標に向かって努力している姿や姿勢に対して、私がどう感じているかということをセットに言葉でしっかり伝えることも重要です。その際に言葉の力が大事になります。組織を動かす立場にある人にとって、このサイクルをどう回していくか、ということが非常に重要ですし、難しいことですね。


ありがとうを積み上げる

ウォンテッドリーではコミュニケーションを非常に大切にしておられるということが伝わってきました。お二人がお仕事でのコミュニケーションを通して、ほかの人にかけてもらってうれしいとお感じになった言葉はございますか?

椿原様 相互の信頼を感じ取ることのできる発言をもらった時や、それが伝わった時に嬉しいと感じます。川口さんからもらった言葉でいうと、「期待してる」という言葉。「期待してる」という言葉は、意外と日常生活において普段かけない言葉ですよね。これが言葉として伝わることで、「よし、頑張らなきゃな」と思いますし、信頼を感じ取ることができ、率直に嬉しい気持ちになります。自分がメンバーに対してかけてあげることもありますね。

川口様 嬉しかった言葉となると、やはり、お客様からいただく「ありがとう」という言葉に行き着きます。ビジネスを展開していく以上、売上を上げることは必要不可欠ですが、売上を上げることは、同時にありがとうの数を増やすことだと思います。お客様からどれだけ「ありがとう」と言われるかを大事にして、ありがとうの数をこれからも積み上げていきたいと考えています。

コロナウイルス感染症の影響で、対面のコミュニケーションの機会が減ってしまったと思うのですが、オンラインのコミュニケーションにおいて工夫されている点はございますか?

川口様 オンライン上のコミュニケーションも対面でのコミュニケーションと同じくらい気を遣うようにしています。今までは同じ空間にいたため、声をかけることでコミュニケーションが成立していましたが、オンライン上ではそうした声かけはすることができません。だからこそちょっとしたやりとりが重要になると思いますし、私は社内で使っているコミュニケーションツールであるSlack上で、みんなの投稿に積極的にコメントをつけるようにしています。そうした細かいオンライン上のやりとりをしていくと、いつも語尾に”!”を付ける社員なのに今日は語尾が単調、というように、オンライン上の反応の四方でその社員が元気かどうか、悩みがあるかどうか、というのが段々と見えてきます。

椿原様 フルリモートでの働き方では意識をしないと、目的のある会話がほとんどになり関係性がドライになりやすいと感じています。オフラインでは、顔を合わせる、目が合う、すれ違うなどの非言語的な目的はない関わり合いを、ミーティングの前後など雑談の時間を取るようにすることで担保するようにしています。そういった積み重ねが最終的には信頼関係にも繋がってくると思いますし、一人一人から得ることの出来る情報量も変わってくると考えています。


ウォンテッドリーにしか創り出せない価値とは

オンラインで活動している我々にとっても非常にためになるお話をありがとうございます。ほかの人材系と比較して、こういった人材サービスに携わっていく中で、ウォンテッドリーとして、また個人として大切にしておられることはございますか?

川口様 ウォンテッドリーって結構他の会社と違うと思っているんです。人材サービスを扱う会社はたくさんありますが、ウォンテッドリーと全く同じようなサービスを展開している競合他社はありません。一つ言えることは、ものすごくユーザー中心のサービスであるということです。これは立ち上げの時から大切にしている思想です。我々のように人材サービスを運営する会社は企業からお金を頂いています。お金を払う側の企業にとって、カジュアル面談を行うことははっきり言ってしまえば無駄なプロセスですよね。さっさと就職や転職を決めてしまうことを多くの企業が求めるので、現在も多くの人材サービスは「早く転職したい人」と「早く採用したい企業」のマッチングを手掛けています。だからこそゆっくり時間をかけた転職や就職を応援する、というのは今まで誰も手を付けてこなかった領域でした。

ウォンテッドリーはユーザーの獲得に全くお金をかけていません。それはユーザー一人ひとりがココロオドルシゴトに出会えるかどうかを重視しているからです。逆に企業側にきちんと自分たちの魅力を言葉にして理解してもらえるような取り組みをして下さいというようなアプローチをしています。お金を払うのは企業なのに、企業側を変えていこうとしている人材サービスってすごくユニークだと思っています。それ故に大変なこともありますが、このスタンスを貫くことで個々のユーザーがいい仕事に巡り合えると思いますし、ここにウォンテッドリーの価値を感じますね。

椿原様 私個人としては、自分のやろうとしていることの背景や意思をちゃんと言葉で伝えることが、ものごとを動かす上で大事だと思っています。やりたいことのストーリーを共有することで、一層その方針に対する共感を得られますし、周囲の人にも動いてもらいやすくなります。



前半はここまでとなっております。いかがだったでしょうか?ウォンテッドリー様ならではの価値観やビジョンを知ることができ、大変勉強になりました!後半もお楽しみに!


後編はこちら



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