初めまして。学生Speakerチームリーダーのみなです。
突然ですが、今回は私の中で印象に残っている、高校時代の恩師がしてくれた部屋と窓についての話を紹介します。
私に初めてTEDの存在を教えてくれた先生でもありました。
「産まれたばかりの赤ん坊は外の世界のことをほとんど知らないが、それは例えるならば、広大な土地に置かれた、四方を壁に囲まれた真っ暗な部屋の中を一人で生きているようなものである。
しかし赤ん坊は成長し様々なことを学ぶにつれて、自分の部屋に外の世界を見るための窓をつくっていく。
より深く学ぶことでそれぞれの窓は大きくなり、より外は見やすくなり、光が差し込み部屋はより明るくなる。
英語教師である自分は教え子たちに、既に持っている母語という窓に飽くことなく、今一生懸命作っている英語という窓も是非楽しみながら大きくしてほしい。
そしてもちろん言語以外の窓も多くつくってほしい。
様々な窓を通して今までとは違う角度から世界を見てくれたら幸せである。」
ここからは私の解釈ですが、窓は語学やその他机に向かってする勉強に限らず、あらゆる体験や刺激を通じて誰もがつくることができると思います。
窓は多いほど、大きいほど、自分の部屋はワクワクする空間となり、自分らしい人生を送ることができるとも思います。
最後になりましたが、私たちの創るTEDxHitotsubashiUがオーディエンスの皆さんの部屋に一つでも窓を増やすきっかけとなれば幸いです。
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