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執筆者の写真HitotsubashiU TEDx

当たり前を発見!

こんにちは、デザインチームリーダーの箕輪あやです。私は今英語劇サークルで役者をやっております。日々台本と向き合って稽古に励んでおるのですが、自分についてや言葉、会話について色々と気づかされることがあってとても興味深いです。


ひとつ例に挙げると、(聞いたらごく当たり前のことで普段無意識にやってることですが、)私たちが会話して言葉を発する時、その言葉はその字義的な意味を伝えたいだけでなく、相手の未来を変えようとしているのです。「未来を変える」は少しきつい表現かもしれませんが、ダイナミックなことではなく日常を細分化して見てみればほんの小さな事です。

例えば、授業後友達と歩いていてあなたは友達に「めっちゃお腹空いたー」って言ったとします。これは自分が空腹であることを示すと同時に「私もお腹空いてる!一緒にご飯食べる?」や「じゃ早めに学食向かおう?」などといった返答を期待して言っているのではないでしょうか?あなたが発した「めっちゃお腹空いたー」は授業後コンビニでご飯を買い図書館に向かっていたかもしれない友達の未来に変化を加えています。

演技の話に還元すると台本上の台詞は字義通りの意味だけでなく、台詞を発することで相手にどう思って欲しいのか、どう動いて欲しいのかまで考えなければいけないということです。


考えなければいけないことは多いですが、会話が成立した時の喜びは計り知れません。デザインチームのリーダーをやらせていただいていますが、ひとつだと同様に発見、気づきが多いです。これからもアンテナを張り続け、頑張っていきたいと思います。





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